胡蝶の夢
BL・JUNE関連で緩~く感想や思いの丈などを綴っています。
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炎の蜃気楼『最愛のあなたへ』/桑原水菜 感想
『わだつみの楊貴妃(前編)』が読み終わったところで一気に楊貴妃編を読んでしまおうかと思ったけれど、桑原先生のあとがきを読むまで知らなかった5.5巻に相当する断章を手に入れたのでそちらから読むことにしました。
アニメで狂犬のシーンを見て衝撃を受けたので忘れるはずもありません。断章を飛ばして6巻以降読み進めていたので、高耶と直江の間に何かあったということは知っていてもその内容までは想像するほかなかったのです。
しかし今回やっとその空白のときを埋めることができました!全てがつながってスッキリです。あんな大切な場面を抜かしたらいけませんって。いくら情緒不安定の高耶さんでも急によそよそしくなるなんてあんまりだ…と思ったけど割と通常運転でした。
高耶は昔の記憶を思い出しつつあって自分のことだけでもいっぱいいっぱいなのに、臣下である直江まで気にかけて思いやるのは酷ですよね…。こういう克服しなくてはならない問題が入り組んでる物語ほど好きになってしまうんですなあ。
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