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胡蝶の夢

BL・JUNE関連で緩~く感想や思いの丈などを綴っています。

   

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スロウ・ダメージ Clean dishes -leveret-第2話感想

 スロダメコミカライズ2巻感想です!2ヶ月あっという間だった…その間にリアルでも環境が大きく変わってストレス増大していたところに染みる新刊配信。ありがたや。
 ゲームも進めていますが、SideBとCのENDが終わったところで現在はSideAの途中でございます。こちらの感想はエンディング全部終わってエピローグ前まで進めたら書こうかな?と思っています。いろいろ言いたいことがー!あるー!けどそれはまた今度。


 コミカライズ2巻のあらすじ。シロがヘアズネストにハマって心ここにあらずのところをセックスで意識を引き戻そうとするバク。(語弊)それもうまくいかず、モンローたちに誘われ気分転換に飲みに行ってる間にシロが姿を消してしまう。シロを助けに行くバク・フェイ・モンロー。そこにキミカとルウも現れて──。

 語弊ありまくりですがこんな感じです。ゲームを無課金で進めているとSideAのクライマックス辺りかと思われますが、ちょうど同じくらいの進行度なのではないでしょうか。公式ポロリでキミカが刑に服するのを知った私たちに怖いものはありません!のでこれからキミカがどう出てくるのか楽しみです。
 キミカは皿屋キャラ一覧で見ても一番話が通じそうなカタギに近い存在に見えるから余計こわいなー。ルウがキミカについてどこまで知ってるかも気になるし。その辺はゲームで配信が始まってるエピローグで語られるんでしょうけど。ゲームはまったり勢なので何卒お待ちくださいませ…。


 ところで、コミカライズにもタクが出てきましたー!リスカしたシロを診てくれました。診察中ぜったいトワのこと考えてるよなーなどと思いつつ。バクにシロのようすをよく見とけっていうのも、トワについて自分に言い聞かせてる部分もあるんだろうなあと。

 あと萌えたのは、フェイが酔った勢いで「俺たちみたいに愛し合わなきゃ~」とモンローにウザ絡みしてるところ!それを見るキミカとルウの白い目が何とも言えなくて好きなシーンです。バクはシロのことが心配でそれどころじゃないし、それぞれの感情が交差して面白い場面でした。


 そういえばモンローは頭脳派なんですね。送り付けられた動画からシロの居場所を割り出したり、乱闘中突然現れたキミカを雑魚たちがヒマラヤ様と呼んでることに気が付いたり。フェイとモンローというスパイスのおかげでコミカライズはテンポもよく読みやすいですね。一気に読めるのもあってゲームよりも整合性がとれてる?というか話の流れがあるからわかりやすい気がする。
 次の3巻で完結だけどいい感じにまとまりそうですね!キミカがネタばらしで悪逆の限りを語ってくれるのを期待しています!8月更新か~そのころ自分がどうなっていることやら…。

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本気でスロダメロスタイム情報など

前回で最終回だったはずの本気でスロダメがロスタイムで帰ってきました!新情報や本編補足など結構なボリュームで放出してくれたのでざっくりまとめと感想をば。


 今回の大目玉は何と言っても、スロダメドラマCD制作決定!各CP出るとのことでドラマダみたいに全員分出してくれるのは嬉しい。FDも出したいとは思っているけどまだ決定ではないそうなので、ドラマCD等応援するので是非ともお願いしたい…!

 あとは皿屋コミカライズの2話が6/1(火)に配信されます。扉絵はバクシロが全裸で座っているのでインパクト大です。皿屋ゲームのほうはまったりプレイでエピローグには程遠いもので、2話でどこまで進むのか注目ですね!

 さらに!アニメイトカフェも開催決定です。6/30(水)から池袋4号店で始まるようだけど、テイクアウトってどうなるんだろう?早く詳細出たらいいなあ。その前にコロ助次第ってのはあるけども。

 目玉情報としては上の三つですかね。ほかには前回紹介しきれなかったマシュマロで、かなり興味深い質問と回答があったのでいくつか触れていきます。


 タクと摩耶の関係について複数質問があって、尋問受けてるみたいで笑っちゃいました。タクルートだと、タクは摩耶を憧れの人って言ってたのが引っかかってたのでどこまで摩耶のことを知ってたのか皆さんも気になっていたみたいです。
 トワが怪我をしてタクの元に引き渡すときには、摩耶は息子を心配する良い親を演じてたのでタクは摩耶の本性はわからず、洋館の存在も知らなかったとか。ただ、診察を繰り返すうちトワのようすから何が行われているか等薄々気づき始めていたようです。
 そうだったんだー!すべて知ったうえでトワに何も伝えず大きくなるまで過ごしていたとしたら業が深すぎるもんな。タクに関しては自分のことをあまり話さないから疑り深くなっちゃってなんかごめん。

 レイがトワの追っかけをやってたのは具体的にどんなことをしていたのか?という質問については、目で追っていた程度だそうです。めっちゃ青春だ。むしろ中学時代トワとモブの現場に遭遇したレイの友だちのが余程トラウマ植えつけられてるんじゃないか?

 藤枝の年齢については、トワと2歳差!これコメントでは藤枝28歳説が流れていたんですが私は24歳!?と即座に思ったんですよね……トワが案外年上でもないのかもしれないって言ってたし年下攻めが好きなのもあって24歳希望しておきます。

 榊は五十嵐くんを本当にかわいがっていたんですか?というマシュマロに対してはYESということで安心しました。というかスタッフ含め皆さん五十嵐のこと好きすぎでしょ!私も好きだけど。あのワンコ新神海じゃ生きづらいだろうから榊にはちゃんと守ってほしい。
 五十嵐といえば、容量の都合でカットされたらしい×アラタっぽい小ネタもどこかでお披露目されたらいいなー!ピアノの演奏会で着飾ってたアラタを五十嵐が見初めちゃうって話、どう考えても面白いので何卒お願いします。


 開発にかかわるネタもありました。浅倉は当初もう少し年齢が上だったとか、トワは長髪の案があったとか。生稲は生瀬(いくせ)だったけど村瀬と被るから名前が変わったとか。浅倉は見た目だけでも若々しくなってよかったよな~ヤバいおじさん度増しちゃうもんな。おかげで私のなかでトワと濡れ場がないのが惜しまれる事態に…。

 それはさて置き。なかでも藤枝ルートの三段階のエンドロールに感動しました~というマシュマロには思わずウンウンと頷いてしまいました。徒歩十分さんの案だそうで本当、ありがとうございます。最後、時間の経過を表現するにあたってエンドロールと曲を使ってそれを表したんだとか。あれにはボロ泣きでしたね。プレイして2ヶ月以上経っても鮮明に思い出せます。


 そんなわけで、ロスタイムでスロダメの解像度がより上がってよかったです。ドラマCDめちゃくちゃ楽しみだな~ハッピーエンド後のお話なのかな?オフィワも早く読みたい。リアルタイムで追える幸せを噛みしめています。

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HOME/木原音瀬 感想

 木原音瀬先生の『HOME』感想です。ずいぶん前に新装版を買ってから本棚で眠っていたのを引っ張り出してきました。ステイホームで読書が捗ります。ではネタバレ必至の感想サクッと行きます!


 何を考えているかわからない攻め×悶々と悩む受けです!木原先生鉄板?の組合せですね~!いくら受けの青木篤視点で話が進んでいくにしたって、攻めの黒田直巳の考えが読めなくて不安になります。
 一難去ってまた一難で、ここがどん底かと思いきやさらなる地獄へ突き落とされるような展開に気分がドーンと沈みます。残りページこれだけしかないのにどう収まるの?!大丈夫?ちゃんとくっつく?いつかみたいにBADエンドで終わったりしないよね?と焦燥感に駆られる。

 一番驚いたのは、直巳が伊沢邦彦の顔に整形してしまうこと!ええ~っ!?別の本で体を作り変えるのもあったけど、それ以前に顔も変えちゃう話もやってたんか~愛が重い!!顔をレベルダウンさせるなんて、新庄かよ…と理由は違うしそれは置いといて。伊沢は篤の昔の想い人で、この人に関しても物語の冒頭でなかなかヘビーな展開が繰り広げられます。

 篤には隆という双子の弟がいて、学生のころ伊沢に家庭教師についてもらっていた。言いつけを守らない奔放な弟と真面目な兄。篤は人から好かれる弟と比べられるのが嫌でたまらなかった。そんな篤の気持ちを初めてわかってくれた伊沢に惹かれていくが、想いをを告げられないまま数年後会ったときには弟と付き合っていた。
 いやそんなことある!?しかも、一卵性双生児ですよ。あのとき想いを伝えていたら…と本人も言っていますが可能性を考えられずにはいられませんよね。ここからスタートするので篤は伊沢のことを後までかなり引きずっています。というか生涯忘れられません。

 で、その伊沢の甥っ子が黒田直巳なんですね。伊沢の亡くなった姉の子。当時直巳は小学4年生で篤との歳の差は15。伊沢と隆は養子縁組をしていたので、戸籍上では親戚になるけど血は繋がっていない。
 そこまでややこしくないけど関係を洗っておかないと頭がこんがらがる。作中で何人も亡くなってるけど、相続とか大変そうだな。養子縁組してるしある程度資産があると権利関係で揉めそう。話の本筋には関係ないけどふとそんなことを思いました…。

 親代わりの篤と引き取られた直巳が何をきっかけにそういう関係が始まるかというと。33歳になった篤が母親から見合いを薦められたことを知って、酔った勢いで直巳が篤を襲う。こわい!!今まで挨拶する以外ほとんど会話してこなかった同性の同居人から突然強姦される恐怖といったら計り知れません。
 それを境に徐々に距離を詰めてくる直巳とまんざらでもなくなってくる篤。いい感じに恋人関係になっていくのかなーと思っていた矢先!直巳がバイク事故に遭い左目と左耳を失う。ええ~っ!(2回目)そんな、やっと上手くいきそうなところにまた新たな障壁が…。

 二人がここまでの関係になる間も直巳の気持ちがわからず散々振り回されて、心身ともに病んでいた篤を支えてくれていたのが十年来の親友、立原でした。彼が“事故に遭った直巳はいっそ死ねばよかった”とまで言い放ったのにはビックリ。こういうとき木原先生のパワーワードっていうか、インパクトのある台詞は胸を打ちます。
 いろいろ省いてるから立原が薄情に感じるかもしれませんが、小4から18になるまで義理の甥を育てて会社も辞めたりあそこまで献身した篤がこれ以上赤の他人である直巳に人生を左右されることないっていうのも十分わかります。好きって気持ちがなんとか繋ぎとめてるけど、それがなくなったら…。

 まさに懸念どおり、事故後の直巳は自暴自棄になり自殺しようとします。間一髪で篤がなんとか助け出しますが、なぜ死なせてくれないんだという直巳。生きていても仕方ない、立原の言う通り事故で死んでいればもう誰にも迷惑をかけずに済むと。いやもう色々ありすぎだろう!!早く幸せになりたい!幸せにしてくれよ!恋に障害はつきものとはいえ多すぎでしょ!
 奇跡的に快復を遂げたものの左目と左耳は機能を失い、外へもめっきり出なくなり心を閉ざす直巳。これまでに増して気難しさに拍車がかかり一緒に住んでいた家も出て行ってしまう。篤も心労が蓄積され、アルコールにも手を出し始め中毒になっていく。どうすんのこれ!どう収拾つけるの!もう駄目なのか…?というところで顔を変えた直巳が家に戻ってくる。もとい篤の首を絞めてくる!

 アルコール依存症で昼間から飲んだくれていた篤は、突然現れた昔の想い人を死神と勘違いしまだ連れて逝かないで、直巳に伝えられていないことがあるから、と本音を吐露します。それが直巳本人とは知らずに。ここがもう怒涛の展開でドアのチェーンをぶっ壊して立原が乱入してくるわで笑うしかない。立原が篤のためを思って婚約したと直巳に言っていたのが嘘だとわかって、ようやく和解する二人。

 こ、これで、終わり……!!昨日の夜から読み始めて半日で一気に読了してしまいました。くっつくまでに紆余曲折あってくっついてからも次から次へと問題が起きて…どこがサクッと感想じゃ。サクッとなんて無理だったんじゃ。
 木原先生のヤバいやつシリーズが恐ろしい。攻めも受けも、相手のためならどんなことをしても厭わない思い切りと行動力と愛の重さが。あと何考えてるかわからない攻めっていうのも箱の中をはじめ安定感のあるこわさが読んでてドキドキします。
 相変わらずの余韻を引く終わり方に、きょうは思いを馳せながら眠りにつこうと思います。

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スロウ・ダメージ Clean dishes -leveret-第1話感想

 スロダメスピンオフコミカライズ読みました!舞台は相変わらず治安の悪い新神海(しんこうみ)。
 バクシロが最初っからカップルだ!新鮮!すき!一見してバクのが奇抜でヤバそうに見えるけど、死にたがりというだけあってシロのが倫理感がぶっ飛んでる。具体的には死体の前でヤろうと言ってきたり、朝目覚めたら風呂場でリスカしてたり。


 皿屋の仲間が『ルースト』で飯をガツガツ食ってるのに(しかも持ち込み)レモンキャンディだけで済ますシロ。トワといいちゃんとご飯食べて!!

 だんだんバクが保護者のように見えてきたよ。とはいっても皿屋の仕事が終わったあとカーセックスに励んだり「俺も人のこと言えないな……。」とバクがこぼしていて、その思考を持ち合わせているだけで十分まともに感じてしまう。狂った奴らが多すぎて相対してまともに見える現象起きてる。


 あとは脇カプの展開が気になる!フェイがいいキャラしてて、モンローを意識してるっぽいけどモンローはどうなのかってところ。モンローは他キャラよりも線が細めだしなんとなく受の雰囲気はある。

 キミカ・ルウ・イイジマはチラ見せ程度だったのでこれからが楽しみーというかコミカライズではあんまり絡んでこないのかな?小太郎・マユ・エイジも然り。全3話だし。

 しかしながら本編のキャラは出てこなくとも、ルーストとかうさぎのぬいぐるみとか、村瀬先生の病院とかちょいちょいスロダメ本編を連想させるワードも出てきて読んでてニヤニヤします。


 掃除して「忘れ物はないよな…」とわざわざ確認してるバクが気になるので何かの伏線かな。ヘアズネストを見てるシロもどうなっちゃうのか続きが待たれる!カチCOMIが偶数月発刊だから次は6月か~。そのころにはゲームの配信も始まってるのでしばらくスロダメ漬けになりそうです。

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スロウ・ダメージ 藤枝ルート感想その2

 スロダメ藤枝ルート感想第二弾!短くまとめるとか無理だった。感想書くにあたって少しゲームやり直してたらまたのめり込んでたよ。いろいろ判明する藤枝ルート、GOODもBADも大好きです。それではネタバレ上等でいきま~す。


 そもそもどうして藤枝がトワや鷹郷組に接触を図ってきたかというと、妹の過去を知るためなのでした。結局いろいろ嗅ぎまわってたせいで鷹郷組の顧問弁護士は解雇されてしまいましたが。
 組の制裁を受けたと思われる格好の乱れた藤枝にはおお!?となりました!髪をなでつけて眼鏡をかけているときの全く隙のない感じとはだいぶイメージが違う。前髪が下りてカジュアルな格好で現れたときには、ななななにこの今風の若者!?と驚いた。
 案外年上でもないのかもしれない、とはトワの発言ですが藤枝は何歳なのかわかりませんでしたね。斑目は40代だったけど、タクよりは下なのかな?って印象。レイと同様ふわっと同世代って感じなのかな~。


 荷物を送りつけてくるのは榊だった。摩耶に心酔した榊は第二の摩耶を生み出すため、トワに過去を思い出させていたのだ。
 奇しくも摩耶の店と同じ名前『euphoria』で、母親に教え込まれた方法と同じようにトワも人の願望を叶えていた。
 いや〜これは、堪える。今まで自分のしていたことが(事故がきっかけとはいえ)記憶をなくすほどトラウマになっていた母親と同じだったなんて。

 『euphoria』は人の願望を叶える店。トワや愛衣のほかにも子どもがいて、客を取らせていた。ありていに言えば児童娼館ですな。実の子どもにそんなことさせるなんて、酷すぎる…。
 人の心がないのか?と思ったら、摩耶は本当にそういう人間だったようですね。人として大切な感情が欠落している。そしてそれに悩んでいた。だからって、やっていいことと悪いことがありますが。

 愛衣と一緒に逃げようとしたトワを追いかけ、階段から突き落とされた摩耶の瞳に映るトワは結構大きかったように見えます。小学校高学年くらい?ヤバすぎる…。
 ろくに学校も行かず育ったトワが中学生の頃のお話が初回限定版のブックレットに載っているので是非!!レイも少し出てきます。


 真実を知るために、トワと藤枝は榊の潜伏先へと足を運ぶ。しかし突如現れたエイジによって阻まれ、二人は意識を失う。グレネードって、一種の爆弾か~。またガスマスクつけてるし!大好きだな!
 目を覚ますとトワは摩耶の洋館にいた。そこで摩耶を殺したのはトワだと榊から知らされる。だから、おまえが摩耶の代わりになるんだ。摩耶から頼まれ、トワを第二の摩耶にさせようとするの、本当に胸糞悪い…。それじゃあトワ自身はどうなるの?

 トワを助けに来た藤枝が榊に追い込まれ、窮地に立たされる。そこでトワのとった行動は…“摩耶”になること。ここの!!演技が本当にすごい。トワから摩耶になっていく過程の声色の変化が。
 さて、エンディング分岐です。摩耶の演技をして呑まれてしまうとMadness(狂気)END、トワ自身を保つことができればeuphoria(幸福)ENDです!


 狂気エンド。きっとすべてうまくいく。大丈夫。トワは摩耶になってしまった。当の本人はあの場でトワに突き落とされたが、榊による第二の摩耶計画は成功した。口調も女性的になり、相手の望むものを与えるかつての摩耶そのもの。
 と思いきや、まだ心のなかにトワはいた。藤枝の耳元でささやかれるトワの「たすけて」には全プレイヤーがギャーとなった瞬間だったことでしょう!!さっきも言ったけど、声色の変化が本当にすごいです。「嬉しい」の三段階変化が、摩耶~トワになっていく微妙なニュアンスが!!素晴らしい。
 そこで流れるAnna Evans golden forksさんのED曲『真珠楼』は最高。歌詞が結構本編まんまで今思えばかなりネタバレだった。摩耶になった…なりきれなかったトワから離れることはできない。ずっとそばにいて!!!!!


 幸福エンド。摩耶になんかならねーよ。榊を蹴り飛ばし、懐中時計を放り投げる。階段から転げ落ちる榊。ああ…摩耶の再現、なんとも皮肉な。
 その後のさートワと藤枝のやりとりがさー。ニヤニヤして仕方ない!ナノ戦後の地下道でのシキアキ会話を思い出すなあ!いちいち懐古厨すいません。
 強いトワに惹かれた藤枝。似た者同士の二人をトワは傷の舐め合いと言い、藤枝は支え合いと言う。これから、二人で、幸せになってくれよ…!

 数日間の療養を経て、トワのもとにリサさんが来た。井上リサ。警視庁特別捜査官!?藤枝ルートで正体がわかるんか。小早川の代わりで…誰?エイジのことかい!あいつもぶっ飛んだキャラだったな…。
 届け物は榊の所有していた部屋のカードキー。その部屋を巡ることになった。いくつか回ったあと摩耶の洋館と思しきものが残る。
 うわー!壁一面の摩耶。榊が最近まで使用していたであろう部屋。そこにあった金庫には、摩耶の日記帳が。暗証番号は、トワの誕生日。
 殺人と暴行の記録。その最後のページに書かれていたのは…。KiRiさんの『lullaby』がかかってもうボロ泣きでした。誰も愛せない摩耶。それでも、息子のトワのことは愛している。そう思っている。と寂しくつづられていた。最後の最後にこんなのズルいよ。


 鷹郷組は事実上解体し、榊も遠野も行方不明ということに。摩耶の洋館も地盤沈下で崩落。新神海は転換期を迎えようとしていた。
 半年後!むらせクリニックを出たトワは藤枝のもとに移り住んでいた。同棲だー!一応藤枝の仕事を手伝う、という名目で空いている部屋を借りることに!
 藤枝に少し寄りかかってもいい、と思えるようになったトワの大きな変化に感激。この気持ちはなんだ?母性本能か?

 約1ヶ月後。二人とも来たことがないという海に来ました!子どもの頃の当たり前な経験をしていない二人。それを初めての共同作業と言う藤枝、とぼけてるのか天然なのかわからない。
 水をかけあってじゃれ合うのにニヤニヤが止まらない〜。「しょうがないから、付き合ってやる、よ!」のトワが作中一番健康的で元気な声で、だいすきだ!!!!!
 ここでED曲、THE ANDSさんの『after all』幸福度マックスに。ほんと、今までの分も幸せになれよ…。(二回目)
 極彩色から普通の景色へ。人から立ち上る煙も見えなくなり、『euphoria』も行わなくなった。
 トワの最も驚いたことは、駄菓子屋に飾られていた絵。摩耶の預けていった絵。真っ黒なんかじゃなく、光に溢れていた。幼い頃、母親に買ってもらった絵。トワが絵を描くきっかけになったもの。
 生きている、生まれて初めてそう思った。最後にかかるのが『或る日』で、歌詞のないテーマなのが余韻たっぷりでまたいいんだよなあもう!!!

 『悪夢』をベースに『摩耶』『翻弄』『決意』『真実』『幸福』『或る日』が派生曲としてあります。全ルートクリア後にはタイトル画面のBGMが『悪夢』から『幸福』に変わってるのもまた良い。
 ライナーノーツでわかったことですが、『摩耶』でボーカルを務めたのはなんと社員の女性!学生時代オペラを学んでいたそうで抜擢されたとか。『摩耶』好きなので裏話が聞けて嬉しかったです。サントラの発売が待ち遠しいです。


 というわけで、スロウ・ダメージ感想でした。途中内容が重複してる部分も多々ありますが、何度も言わずにはいられないほど好きなポイントだったってことでお許しくださいませ。
 スロダメ本当に面白かった!各ルート好きなところ挙げていったらキリがない。ありがとうニトロプラスキラル。
 スピンオフの皿洗いコミカライズも配信始まってるのでこれから読みます!4月末のスマホゲーも楽しみです。課金の準備はできている。
 それでも収まりきらなかった忘れ書きなどは記事折りたたみましたので、続きを読むからどうぞ。まだあるのかよ!


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