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胡蝶の夢

BL・JUNE関連で緩~く感想や思いの丈などを綴っています。

   

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ドラマダ 紅雀ルート感想

 DRAMAtical Murder紅雀ルートのプレイ感想です。オフィワ感想と前後してしまいましたが、今さらながら綴っていきます。あらすじを追いつつがっつりネタバレしてるのでご注意を。


 紅雀は蒼葉のこととなると熱くなるタイプ。普段は軟派な感じで女の子とつるんだりするけど蒼葉の部屋のベランダだけで紫煙を燻らせるってのがいいですよね。それなのにCool-B vol.44ではみんなの前で吸ってましたけど…あれ結構衝撃受けましたよ(笑)例のベランダのシーン、スチルも出るしすごくいい雰囲気だったのに!でも見る限りあの表紙はパラレル設定っぽいですし細かいことは気にしないことにします。


 今回プラチナジェイルではフレイム・ウィローというゾーンに入りました。赤いです。和風な雰囲気が漂ってます。そこで紅雀は女に声をかけられて情報収集を口実に行ってしまうという…散々蒼葉のこと気にかけてたのに置き去りはないだろ~と思いもしましたが後々理由が判明します。
 右も左もわからない敵地で単独行動するのはうっかり蒼葉にはリスクが高かったようで、やっぱり髑髏の首飾りをした変な人に出会った!明らかに怪しい人だよこの人!しかもCV一条光さんだし。

 クラブのような所へ入った紅雀を追って中に入ろうとしたのを止められたのを、この竜峰が助けてくれたのですがさすがの蒼葉も不安に思ったみたいで。でも蓮も『ただの親切な人だろう』とか言う始末でうそーんと思ったプレイヤーも少なくないはず(笑)うさんくささ抜群なのにね。
 色々あって中に入れたと思ったら今度は具合が悪くなってしまいその場に倒れる蒼葉。そこへヒーローこと紅雀が駆け付け着物の上にリバース…oh しかし!嫌な顔一つせずそれどころか蒼葉のこと第一に心配しおぶってグリッターへ帰るこのスチルがたまらんです!ここでどうしてあの場にいたんだとかをすぐに質問攻めにしないところとかホントよくできたお兄さんだと思いました。

 そのあと蒼葉がふとした隙に風呂場で見てしまった紅雀の背中にある大きな赤い花の刺青も竜峰の彫ったものなのですが、この人は彫った刺青から人を洗脳できる恐ろしい能力を持っていて、そこに東江さんも絡んでいるわけです。竜峰は紅雀ルートでのラスボス扱いで最後まで東江は出てきません。あれ、蒼葉たちって何しに行ったんだっけというのはひとまず置いておいて。
 紅雀ルートにおいてはこの竜峰と紅雀が因縁関係にあって、PJ入った途端に女と行動したのも竜峰の刺青が彫られてるのを見つけたためだったのです。この刺青は彫られた人間が興奮状態にあると本人の意思と関係なく暴走してしまって、それが原因で紅雀は母親を手にかけてしまったという辛い過去を持っていたのでした。

 紅雀に襲われた後気持ちの整理がつかなくて、例のクラブへ何となく向かったところへタイミングよく現れた竜峰にまんまと捕まった蒼葉さん、ここで竜峰ついに掘っちゃいますか!?未遂くらいある?!とすごく期待しました。が、あっさりその期待は裏切られ、蓮が助けを呼んでいた紅雀がかけつけ何もかも未遂で終わりました。でもここの蒼葉に刺青を彫れるとなって悦に浸ってる竜峰さんが本当に気持ち悪いです(褒め言葉)
 ここで竜峰が用意したお茶を何の警戒もなしに飲んでしまう辺り蒼葉のうっかり発揮してます。咎狗でアキラはアルビトロから差し出された水には手を付けようとしなかったのに…ってことでどこかで選択肢間違えた!?と思ってしまいました(笑)そういうのもあって竜峰さんにはBAD少し期待したけどそんなことはなかった。あと理性、庇護、破壊が蒼葉から感じ取れる竜峰さん、本当に宇宙人かなんかかと思いました。

 助けてもらって落ち着いた頃、ついに明かされる紅雀の過去。ここで竜峰の刺青のことや紅雀の実家が893だということなどを蒼葉に初めて打ち明けます。子どもの頃からの付き合いで知ってるつもりになってたけど、実は紅雀のこと全然知らなかった…と少々胸を痛める蒼葉がね!もうね!好きな人のことはもっと知りたくなるもんね。
 そのまま紅時雨のメンバーとオーバルタワーに潜入することになり、行き先を最上階とだけ告げられ蒼葉と紅雀はそこへ向かいますが、それは竜峰による罠なのでした。最初に助けに駆け付けたとき首に針を一瞬で刺されていて手駒にされるなんて本当に怖いです。蒼葉も初対面のときにやられていたみたいですし並々ならぬ力を持っていますよね…。だからこそ東江に声をかけられたんでしょうけど。
 竜峰に挑発されて暴走してしまう紅雀を蒼葉は止めることができず、狂暴化した紅雀は竜峰を殺めてしまいます。ここでも自分どこかで選択肢誤ったっけ?と思わず考え込んでしまいました。あれ、暴露まだしてないよね?それなのにBADエンド?蒼葉のほうも“憎しみからは何も生まれない”って言ってますし。などと思っていると理性を失った狂雀が蒼葉に向かって太刀を振り回してきた!こ、こわい。回避すべく、ミズキのことがあって以来本当は使いたくない暴露の力を使って狂雀を止めに入ります。

 紅雀ルートの暴露も演出が凝ってました。いきなり現れたふす…障子越しに女の人と紅雀の声が聞こえたかと思って開けるとまたふすま。次もまたふすまと、竜峰の刺青に追われながら50近くのふすまを開けてやっと一つの部屋に出たのでした。これなんてホラーですか…最初薄暗い部屋で女の人が泣いてる声にもビビったのに加えて変なものが追いかけてくるなんて怖いですよ。
 で、その部屋では若かりし竜峰が少年紅雀の背中に刺青を彫っているところでした。顔が輝いてる竜峰に対して歪んだ表情をしている紅雀を蒼葉は助けようとしますが、刺青のようなものに阻まれて中々上手くいきません。そうしているうちに隣の部屋で斬りあいが始まって辺りは血で真っ赤になるし…音もリアルで小心者の自分には結構来ました。

 なんとか紅雀を竜峰のもとから解放したあと、母親のことなど実家で起きたことや竜峰まで手にかけた罪も背負うつもりでもう諦めたところへ再び暴露。いよいよ伝説の“いいよ空間”へ突入でございます。一瞬助かって現実世界に戻ってきたのかと思いきや、なんだか蒼葉の様子がおかしい。すると突然紅雀に抱きついたのです。おそるおそる触ってもいいか、キスしてもいいかと欲望むき出しの要求をしてくる紅雀を『いいよ』ですべて受け入れていく蒼葉。ここでいいよを何連発もしてるんですが、全部声色が違って感動しました。
 そして本当にいいのか、と訊かれて選択肢が現れるかと思ったら!なんと数文字のひらがなが…紅雀ルートはここで分岐でした。正しい文字選ぶとGOOD、間違うとBADです。ここでの文字数は個人ルートでの選択肢の選び方で変わってくるんですが、私は全滅だったようで初め16文字も出てきてしまい、BADへ直行でした(笑)あおば、とかすき、とか絶対使うだろう入れとけばいいんじゃね?とかもうどうしたらいいかわからなくて相当悩みました。


 紅雀のBADは悲惨なんだろうなと思ってましたがいい意味で裏切ってくれました。蒼葉の「俺はお前のものだよ」ってすごい殺し文句です。だけどこれが理性を失った紅雀に届いてるかどうかは誰にもわかりません…そういうの大好き。
 暴露失敗の後、獣化した紅雀は東江に捕えられてしまい、蒼葉も理性を徐々に失っていって破壊衝動を持つ白蒼葉のほうが表面に出てきたといういかにもなBADエンドでした。最初は自分のせいで紅雀があんなになってしまったと思っていたのが、それでもいいんじゃないかと思うまでちょっと唐突感が否めませんでしたが…あと東江がテキストでしか出てきませんでしたし(笑)
 白蒼葉は東江のもとで力を振るい、紅雀は地下牢に幽閉され一日一回会いにいく執心っぷり。そこで流れてくるED曲はいとうかなこさんの『Tears』。ギターのイントロが切ないながらもかっこいいです。ところでちょっとした裏話で、GEORIDEのツイキャスを見ていたらかなこさんがドラマダのEDの依頼を受けたときの話が出て、ざっくりとしか設定を聞いてないのに歌詞が紅雀BADにぴったりになって感動されていました。あまりにもしっくりきてるので逆に淵井さんが歌詞からインスピレーションを受けたのかなあとも思います。
 

 さて、やっとたどり着いたGOOD EDはというと二周目で攻略サイトさまにお世話になり、脳マークの脇のポッチを4つ揃えたら見事に“まけるな”しか出てこなくて驚きましたよ。一周目どれだけフラグ回収できてなかったんだよと。
 GOODでは暴露に成功、無事紅雀を助けることができた蒼葉。碧島に戻ってきて一週間、すっかり紅雀の具合も良くなり蒼葉宅に訪問、ついにエロくるか!?と意気込む私。これだけ長々語ってきて幼馴染みと何もないなんて貴重なくらいですよもう。案の定緊張して二人とも同時に喋りだしてさらに恥ずかしくなるパターン!いただきましたー。

 行為に至るまで紅雀はすっごく慎重で、話の中でもここからは俺たちの関係が変わるって言ってますし、何度も確認する紅雀さん紳士でした…!その後嬉しすぎて鼻血出してましたけど。蒼葉じゃないけど思わず吹き出しました(笑)紅雀は自分で気づかないうちに蒼葉を心の拠り所としていて長年の想いにここへ来て自覚したのでは落ち着いてもいられませんよね。
 でもって極めつけは桐箱ですよ!蒼葉の髪を切ることが念願だった紅雀は夢を叶え、その切った髪を桐箱にとっておいて大事に保管するという、蒼葉も若干引くような所業をなしとげたのです。
 そんなこと言いながらも紅蒼はやっぱりアレな感じでGOODはもう結婚すればいいと思いました。蒼葉を心から大事にしていて大好きだけど自分の気持ちを押し付けることなくちゃんと自制もきく良い兄貴で王道を行くルートでした。


 ・・・ここまでな長っ!!あらすじどころか紅雀ルート解説みたいになってるし。実際このルートが一番話が長いかノイズとどっこいどっこいといった感じでしょうか。紅雀ルートは4番目に攻略したのですが、まだわかってないこと沢山ありますよね?GOODで一瞬現れたあの人影は一体誰なのかとか、金目蒼葉は結局なんだったのとか。
 それにキラルといえば攻キャラ以外のゲスいBAD要員がまだじゃないですか!というわけで真相ルートの感想お次でいきます。

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