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胡蝶の夢

BL・JUNE関連で緩~く感想や思いの丈などを綴っています。

   

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スロウ・ダメージ 斑目ルート感想

 スロダメ斑目ルート感想です!ダイジェストムービーでは頭抜けてこれぞキラルゲー感!を醸し出してきたのでプレイ前から楽しみでした。内容的にシキやミンクさんの枠かな?と期待に胸が高鳴ります!バイク所有キャラはレイだったけどね。
 当時をあまり思い出したくないとトワが言っている時点でこちらとしては興味湧きまくりです。想像通り昔、体の関係を持っていました。

 斑目ルートの醍醐味といえば、暴力!セックス!酒!ドラッグ!のオンパレード。非常に刺激的…ってこれらの要素自体はどのルートにも備わっていますが、より際立っています。トワが首輪を付けられて鎖でつながれているCGは至高です!!
 作中にもありましたが、この二人って一緒にいるのがすごく自然っていうか生き様の波長が合っているというか。雰囲気が合ってる。
 トワの過去が暴かれることなく、以前のように刹那的に生きていくことを選んだら斑目ルートが一番楽しそうではある。GOODなら。
 前置きが長くなりました!感想いきます!!またしてもBADがしんどいです。


 ■Chapter 2 Kei Madarame Immutable
 Immutableとは、不変。いま意味を調べたんですがこれ心理パートの特大ヒントですね!意味わからないままスルーするなよっていう…文脈で何となく流してしまうの悪い癖です。テキスト読んでるときはとにかく先に進めたくて後からまとめて言葉の意味を調べたりしてました。懺悔。 
 荒すぎるあらすじ〜近ごろデスマッチエリアに出るという斑目の幽霊。それは鷹郷組を潰すために新神海に戻ってきた斑目本人だった。過去につるんでいたトワと斑目、そして鷹郷組の内部抗争でいったい何があったのか──。
 生稲の後もう一人キャラ挟まずにすぐChapter 2で斑目ルートに入ります。なんと生稲はこのルートでは死んでしまう!!!!シンプルに驚いたし悲しい。むしろほかのルートで生き残ってたのが意外というべきか。かなり精神ギリギリっぽかったからトワに『euphoria』してもらえてよかったね、と思っていた矢先に!
 生稲の死は少なからずトワの心に影響して、その後長い間絵を描き終わらなかったりむしゃくしゃして適当な相手を見つけたりしていたのでした。あっさりモブとの首絞めセックス描写が挟まってビビった。さすがビッチ(※ライナーノーツより)のトワくん。

 そうこうしているうちに、昔貸したままになっていたはずの斑目のオイルライターが手元に戻ってきたり、めっちゃ強い黒ずくめの男に襲われたりする。いよいよ斑目本人との邂逅も近いか!?とプレイヤーもトワも焦燥感に駆られていたことでしょう。
 で、とうとう来ました!!監禁プレイ!シャワー!裸シャツ!月!鎖につながれて自由を奪われる。よみがえる咎狗のシキルート。ここはキラルっ子なら興奮せざるを得ないパートだったんじゃないでしょうか。
 こんなに暴力が続いて痛々しいルートでどうやってGOODエンドにたどり着けるんじゃ…と不安になってきたころに、キスCGです!斑目からの施しを意地でも受けようとしないトワに口移しで食事を摂らせます。

 当初、隙あらば逃げ出そうとしていたトワも次第に行動を起こさなくなる。そんなトワの状態を見透かして自由の身にしたけど、結局は戻ってきちゃう展開!もえる。ここでは間の楔を思い出しました。名実ともにイアソンのペットだったリキを一度は解放するけど、やっぱり元の場所に戻ってきてしまうアレ!最高すぎる。受けの意思で攻めのもとに戻ってきた、という過程が大事なんだよ!!

 その後レイとトワ、斑目の三人で鉢合わせ、戻ってくるよう説得されたが……あっちは、俺の居場所じゃない。と振り切るのが切ない!!今までのルートでタクやレイと良い関係を築き上げてきただけにつらい。


 時間が経つうちに、少しずつ昔のことを話してわかったこと。かつて組の抗争で斑目こそが加賀を殺した張本人…ではなく、撃ったのは遠野だった。あいつが死ぬ必要がなかった、のアイツは加賀。トワの腹違いの兄。
 ほえええ!?ここへ来て異母兄弟?!ついにキラルにも来てしまった!異母兄弟とか記憶喪失とか韓流ドラマの十八番で大好きなので舞い上がったよ。この加賀さんがさー!またな~ビジュアルが好きなんだよなー!しかもここで出てくるCGのトワが!金髪ミディアム!!組のアイドルか?ってくらい傍から見たら美少女。かわいい。
 FDで斑目との過去及び加賀さんの掘り下げ頼みます。

 GOOD高飛びED!鷹郷組への奇襲は成功しトワと斑目は海外へ。地下闘技場でデスマッチに似た試合に出ていた。おわーっ!金髪ミディアムトワ再び!このビジュアル好きすぎる。タクやレイと連絡を取り合うことはもうないというのが何とも言えない気持ちになりますが。この感覚を共有できるのは二人だけ。っていうのが、もう!たまりません!!
 ED曲はARKTAさんの『Keep me alive』。ライブで跳びたい一曲です!歌詞は英語ですが、和訳が初回限定版のブックレットに載っており、読むとド直球でニヤニヤしてしまいます。最初のほうでも言ったとおり斑目GOODはある意味一番トワらしいエンディングだと思いました。過去を知って嫌な思いをすることもないし、気の合う二人で幸せになってほしい。

 ところで、なぜ組内がごたごたしてるグッドタイミングで斑目が新神海に現れたかというと、エイジが情報を流していたからなのでした!小太郎、マユのともつながっていて、なんか面白そうだから斑目さんについていこうと決めちゃう三人、とんだ異分子だよ。こわいわ。ウイトリ思い出しました。
 襲撃のときスーツ姿に扮するトワ、めっちゃ色男!ファンデーションであの傷が隠れるかってのは置いといて。あとは小太郎が運転できたんだーと感心しました。そういえば、小太郎とマユはBAD要員でもあるのでどこかで記せたらいいな。


 BAD斑目組ED。襲撃は成功し、榊と遠野は死亡。まじか!?乗っ取るんか?!これもまたニホンを支配するシキルートの麻薬王EDが思い出される。あそこまでぶっ飛び感はないけど。
 “euphoria”には失敗したがトワは斑目のもとを離れなかった。しかし血を見ると、においをかぐと欲求を抑えられない。切りつけられて、痛がりながらも快感を得てる演技が本当に最高です。変わっていくトワと、変わらない斑目。殺したいのに、殺せない。お前になら、殺されてもいい。ううう!お互いを理解してるが故にしんどさが増します。
 ED曲はARKTAさんの『Damaging you』。こちらも前述したように和訳があって、読んで頷くことしかできなかった。

 斑目ルートではタク・レイルートとはまた違ったトワの新しい一面が見られました!何を考えているかわからない斑目が主導権を握っているので、これまでかなり余裕のあったトワも動揺したりしてかわいい。
 ここまでのルートっていうか各ルートそれぞれで情報量が結構多いと思うんですが、真相?の藤枝は追い打ちをかけるように怒涛の展開が待っておりますのでお楽しみに。

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