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胡蝶の夢

BL・JUNE関連で緩~く感想や思いの丈などを綴っています。

   
カテゴリー「DRAMAtical Murder」の記事一覧

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ドラマダ 紅雀ルート感想

 DRAMAtical Murder紅雀ルートのプレイ感想です。オフィワ感想と前後してしまいましたが、今さらながら綴っていきます。あらすじを追いつつがっつりネタバレしてるのでご注意を。


 紅雀は蒼葉のこととなると熱くなるタイプ。普段は軟派な感じで女の子とつるんだりするけど蒼葉の部屋のベランダだけで紫煙を燻らせるってのがいいですよね。それなのにCool-B vol.44ではみんなの前で吸ってましたけど…あれ結構衝撃受けましたよ(笑)例のベランダのシーン、スチルも出るしすごくいい雰囲気だったのに!でも見る限りあの表紙はパラレル設定っぽいですし細かいことは気にしないことにします。


 今回プラチナジェイルではフレイム・ウィローというゾーンに入りました。赤いです。和風な雰囲気が漂ってます。そこで紅雀は女に声をかけられて情報収集を口実に行ってしまうという…散々蒼葉のこと気にかけてたのに置き去りはないだろ~と思いもしましたが後々理由が判明します。
 右も左もわからない敵地で単独行動するのはうっかり蒼葉にはリスクが高かったようで、やっぱり髑髏の首飾りをした変な人に出会った!明らかに怪しい人だよこの人!しかもCV一条光さんだし。

 クラブのような所へ入った紅雀を追って中に入ろうとしたのを止められたのを、この竜峰が助けてくれたのですがさすがの蒼葉も不安に思ったみたいで。でも蓮も『ただの親切な人だろう』とか言う始末でうそーんと思ったプレイヤーも少なくないはず(笑)うさんくささ抜群なのにね。
 色々あって中に入れたと思ったら今度は具合が悪くなってしまいその場に倒れる蒼葉。そこへヒーローこと紅雀が駆け付け着物の上にリバース…oh しかし!嫌な顔一つせずそれどころか蒼葉のこと第一に心配しおぶってグリッターへ帰るこのスチルがたまらんです!ここでどうしてあの場にいたんだとかをすぐに質問攻めにしないところとかホントよくできたお兄さんだと思いました。

 そのあと蒼葉がふとした隙に風呂場で見てしまった紅雀の背中にある大きな赤い花の刺青も竜峰の彫ったものなのですが、この人は彫った刺青から人を洗脳できる恐ろしい能力を持っていて、そこに東江さんも絡んでいるわけです。竜峰は紅雀ルートでのラスボス扱いで最後まで東江は出てきません。あれ、蒼葉たちって何しに行ったんだっけというのはひとまず置いておいて。
 紅雀ルートにおいてはこの竜峰と紅雀が因縁関係にあって、PJ入った途端に女と行動したのも竜峰の刺青が彫られてるのを見つけたためだったのです。この刺青は彫られた人間が興奮状態にあると本人の意思と関係なく暴走してしまって、それが原因で紅雀は母親を手にかけてしまったという辛い過去を持っていたのでした。

 紅雀に襲われた後気持ちの整理がつかなくて、例のクラブへ何となく向かったところへタイミングよく現れた竜峰にまんまと捕まった蒼葉さん、ここで竜峰ついに掘っちゃいますか!?未遂くらいある?!とすごく期待しました。が、あっさりその期待は裏切られ、蓮が助けを呼んでいた紅雀がかけつけ何もかも未遂で終わりました。でもここの蒼葉に刺青を彫れるとなって悦に浸ってる竜峰さんが本当に気持ち悪いです(褒め言葉)
 ここで竜峰が用意したお茶を何の警戒もなしに飲んでしまう辺り蒼葉のうっかり発揮してます。咎狗でアキラはアルビトロから差し出された水には手を付けようとしなかったのに…ってことでどこかで選択肢間違えた!?と思ってしまいました(笑)そういうのもあって竜峰さんにはBAD少し期待したけどそんなことはなかった。あと理性、庇護、破壊が蒼葉から感じ取れる竜峰さん、本当に宇宙人かなんかかと思いました。

 助けてもらって落ち着いた頃、ついに明かされる紅雀の過去。ここで竜峰の刺青のことや紅雀の実家が893だということなどを蒼葉に初めて打ち明けます。子どもの頃からの付き合いで知ってるつもりになってたけど、実は紅雀のこと全然知らなかった…と少々胸を痛める蒼葉がね!もうね!好きな人のことはもっと知りたくなるもんね。
 そのまま紅時雨のメンバーとオーバルタワーに潜入することになり、行き先を最上階とだけ告げられ蒼葉と紅雀はそこへ向かいますが、それは竜峰による罠なのでした。最初に助けに駆け付けたとき首に針を一瞬で刺されていて手駒にされるなんて本当に怖いです。蒼葉も初対面のときにやられていたみたいですし並々ならぬ力を持っていますよね…。だからこそ東江に声をかけられたんでしょうけど。
 竜峰に挑発されて暴走してしまう紅雀を蒼葉は止めることができず、狂暴化した紅雀は竜峰を殺めてしまいます。ここでも自分どこかで選択肢誤ったっけ?と思わず考え込んでしまいました。あれ、暴露まだしてないよね?それなのにBADエンド?蒼葉のほうも“憎しみからは何も生まれない”って言ってますし。などと思っていると理性を失った狂雀が蒼葉に向かって太刀を振り回してきた!こ、こわい。回避すべく、ミズキのことがあって以来本当は使いたくない暴露の力を使って狂雀を止めに入ります。

 紅雀ルートの暴露も演出が凝ってました。いきなり現れたふす…障子越しに女の人と紅雀の声が聞こえたかと思って開けるとまたふすま。次もまたふすまと、竜峰の刺青に追われながら50近くのふすまを開けてやっと一つの部屋に出たのでした。これなんてホラーですか…最初薄暗い部屋で女の人が泣いてる声にもビビったのに加えて変なものが追いかけてくるなんて怖いですよ。
 で、その部屋では若かりし竜峰が少年紅雀の背中に刺青を彫っているところでした。顔が輝いてる竜峰に対して歪んだ表情をしている紅雀を蒼葉は助けようとしますが、刺青のようなものに阻まれて中々上手くいきません。そうしているうちに隣の部屋で斬りあいが始まって辺りは血で真っ赤になるし…音もリアルで小心者の自分には結構来ました。

 なんとか紅雀を竜峰のもとから解放したあと、母親のことなど実家で起きたことや竜峰まで手にかけた罪も背負うつもりでもう諦めたところへ再び暴露。いよいよ伝説の“いいよ空間”へ突入でございます。一瞬助かって現実世界に戻ってきたのかと思いきや、なんだか蒼葉の様子がおかしい。すると突然紅雀に抱きついたのです。おそるおそる触ってもいいか、キスしてもいいかと欲望むき出しの要求をしてくる紅雀を『いいよ』ですべて受け入れていく蒼葉。ここでいいよを何連発もしてるんですが、全部声色が違って感動しました。
 そして本当にいいのか、と訊かれて選択肢が現れるかと思ったら!なんと数文字のひらがなが…紅雀ルートはここで分岐でした。正しい文字選ぶとGOOD、間違うとBADです。ここでの文字数は個人ルートでの選択肢の選び方で変わってくるんですが、私は全滅だったようで初め16文字も出てきてしまい、BADへ直行でした(笑)あおば、とかすき、とか絶対使うだろう入れとけばいいんじゃね?とかもうどうしたらいいかわからなくて相当悩みました。


 紅雀のBADは悲惨なんだろうなと思ってましたがいい意味で裏切ってくれました。蒼葉の「俺はお前のものだよ」ってすごい殺し文句です。だけどこれが理性を失った紅雀に届いてるかどうかは誰にもわかりません…そういうの大好き。
 暴露失敗の後、獣化した紅雀は東江に捕えられてしまい、蒼葉も理性を徐々に失っていって破壊衝動を持つ白蒼葉のほうが表面に出てきたといういかにもなBADエンドでした。最初は自分のせいで紅雀があんなになってしまったと思っていたのが、それでもいいんじゃないかと思うまでちょっと唐突感が否めませんでしたが…あと東江がテキストでしか出てきませんでしたし(笑)
 白蒼葉は東江のもとで力を振るい、紅雀は地下牢に幽閉され一日一回会いにいく執心っぷり。そこで流れてくるED曲はいとうかなこさんの『Tears』。ギターのイントロが切ないながらもかっこいいです。ところでちょっとした裏話で、GEORIDEのツイキャスを見ていたらかなこさんがドラマダのEDの依頼を受けたときの話が出て、ざっくりとしか設定を聞いてないのに歌詞が紅雀BADにぴったりになって感動されていました。あまりにもしっくりきてるので逆に淵井さんが歌詞からインスピレーションを受けたのかなあとも思います。
 

 さて、やっとたどり着いたGOOD EDはというと二周目で攻略サイトさまにお世話になり、脳マークの脇のポッチを4つ揃えたら見事に“まけるな”しか出てこなくて驚きましたよ。一周目どれだけフラグ回収できてなかったんだよと。
 GOODでは暴露に成功、無事紅雀を助けることができた蒼葉。碧島に戻ってきて一週間、すっかり紅雀の具合も良くなり蒼葉宅に訪問、ついにエロくるか!?と意気込む私。これだけ長々語ってきて幼馴染みと何もないなんて貴重なくらいですよもう。案の定緊張して二人とも同時に喋りだしてさらに恥ずかしくなるパターン!いただきましたー。

 行為に至るまで紅雀はすっごく慎重で、話の中でもここからは俺たちの関係が変わるって言ってますし、何度も確認する紅雀さん紳士でした…!その後嬉しすぎて鼻血出してましたけど。蒼葉じゃないけど思わず吹き出しました(笑)紅雀は自分で気づかないうちに蒼葉を心の拠り所としていて長年の想いにここへ来て自覚したのでは落ち着いてもいられませんよね。
 でもって極めつけは桐箱ですよ!蒼葉の髪を切ることが念願だった紅雀は夢を叶え、その切った髪を桐箱にとっておいて大事に保管するという、蒼葉も若干引くような所業をなしとげたのです。
 そんなこと言いながらも紅蒼はやっぱりアレな感じでGOODはもう結婚すればいいと思いました。蒼葉を心から大事にしていて大好きだけど自分の気持ちを押し付けることなくちゃんと自制もきく良い兄貴で王道を行くルートでした。


 ・・・ここまでな長っ!!あらすじどころか紅雀ルート解説みたいになってるし。実際このルートが一番話が長いかノイズとどっこいどっこいといった感じでしょうか。紅雀ルートは4番目に攻略したのですが、まだわかってないこと沢山ありますよね?GOODで一瞬現れたあの人影は一体誰なのかとか、金目蒼葉は結局なんだったのとか。
 それにキラルといえば攻キャラ以外のゲスいBAD要員がまだじゃないですか!というわけで真相ルートの感想お次でいきます。

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C82 ニトロプラス キラルセット感想3

 オフィシャルワークスといえば書き下ろしSS!ドラマダのオフィワでは蓮蒼SSが巻末に収録されていました。蓮蒼をどんなに待ち望んだことか…!ゲーム発売前は当然ながら発売後もしばらく存在は明かされず、SSや描き下ろしイラストも他のCPに比べるとどうしても少なくなってしまう真相扱いの蓮ルートの哀しさよ…。
 しかし!DRAMAtical Murder re:connectということでファンディスクの制作も決定したことですし、これから新規スチルや派生を楽しめると思うと嬉しい限りです!本編のシナリオではやむなく削った部分も恐らくあるでしょうし、その辺りもFDが発売するまでの間に補完があったらいいなー…と思いましたがFDの制作で手一杯ですよね。あわよくばドラマCDもなんて欲が出てきますが何せキラルでFDなんて前例がないものでこれからどんなふうに展開していくか全く予想がつかないのです(笑)
 とりあえずドラマダ発売時のカウントダウンボイスをどこかに収録するというお話もあったのでいずれ特典やバラエティCDとしてもう一度聞けたらいいなと。ネタバレ回避&聞きそびれで全員分聞いてないので是非形にしてほしいです。

 さて、だいぶ脱線しましたがSSの感想を。肝心の蓮蒼SS『Dawning Sky』は『明けゆく空』と訳せて本編をプレイした人ならば、蓮蒼が好きならばタイトルだけでも涙腺が危うくなってもおかしくないのではないでしょうか。挿絵には真相ED後の病院で横たわってる蓮が少し元気になった辺りの姿が。蓮とセイを足して二で割った感じで、筋肉質ではなく蓮にしてはほっそり、セイにしては体格がいいです。
 時系列は本編蓮GOODのその後で、セイの身体を得た蓮がリハビリに励み、徐々に回復して日常生活も送れるようになったが、蒼葉の実兄であるセイの身体で関係を持ってしまってもいいのだろうか…と葛藤するお話です。
 葛藤話きたー!!そういうの大好きです。道徳に背くと書いて背徳感に満ち溢れる感じがたまらないです。男同士で兄弟同士で自分同士ですよ。そのうち既に二つはクリアしてるのに今さら一つ増えたってどうってことありませんよ!笑

 蒼葉も言ってたけどセイ兄ちゃんは全部わかったうえで蒼葉と蓮の願いを叶えてくれたんじゃないかって思うのです。本編ラストで東江のことは恨んでないって言うくらいだしそれくらいの器があっても全然おかしくないですよね。だとしても相当肝が据わってますが(笑)
 中でもいろいろ考えている過程で、蒼葉が自身の貞操観念が薄いと自覚があったことに萌えた。全ルートプレイした後ですっっっごく今さらで(笑)わかってるにも関わらず攻ズとああいう関係になっちゃう蒼葉かわいいよ。
 誰も幸せにならないなんて結果はここまでしてくれたセイも望まないだろう、ということで最終的には二人とも納得した形で体を重ねるのですが「俺、いつも下なの?」の蒼葉の台詞は破壊力∞!是非音声化してくださいキラルさん!!そこであまり抵抗することなく入れ替わることを承諾する蓮に(え、リバるの?え…?)とビビる私。でもここで初めてでもないのにと逡巡する瀬良垣蒼葉さん(23)に萌えた。蒼葉には受遺伝子が刷り込まれてるんですか。脳内一人Hにも相当衝撃受けたけど今回三重禁忌を冒しててもはや気にしてる場合じゃないですよ!

 そんなこんなで無事に事を済ませお決まりの“いつもありがとう”“こちらこそ”で蓮蒼SSはおしまい。はー…ごちそうさまでした。FDでは本編ED後のお話ということなので、葛藤が終わった以上この後はらぶらぶ~な展開が待ってるんでしょうか。Cool-Bさんによるとラブ甘の他にシリアスもあるようなのでそちらにも期待します。
 キラルくんのインタビューでは攻略対象は増えないことが暗に示されてましたが、編集部であれこれ予想してるのが面白くて割と本気で実現してくれないかなと思いました(笑)

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C82 ニトロプラス キラルセット感想2

 前回に続いてオフィシャルワークスの中身に触れたいと思います。オフィワの醍醐味と言えば様々なイラスト、設定画、初期案!印象的だったのが初期案のノイズで、なんとショタ攻…悪ガキ三兄弟のようにやんちゃっぽくて表情も豊か。場合によっては新境地開拓してるところでした。あの子に決まってたらノイズルートは大分話変わってたのかなーなんて思います。でもやっぱり見慣れてるのもあって決定案がいちばんしっくりきますね。紅雀も初期案はほにゃさんの言う通り別人で、髪がうっとうしい(笑)今の紅雀よりもチャラくて厳つい感じがしました。あと色調のせいか装備も頑丈に見えます。

 設定も細かい所までいろいろ載ってて、紅雀は全身にあれだけの刺青が彫ってあったんだとかノイズのち●こピアスはああいう風に付いてたのとか(笑)わかって大変参考になりました。
紅雀は足にもさらし巻いててどういうファッションなんだと疑問でしたが、そこまで刺青が及んでるとは…竜峰さんやりすぎィ!背中の大きな赤い花の刺青は芙容だそうで、自分はずっと牡丹だと思っておりました…。ところで芙容とはどんな花ぞやと思いWikiってみたところ“芙容はハスの美称でもある”とあって、こんなところにも蓮の影が~なんて思ってしまいました。

 蒼葉も紅雀も髪をほどいた時の絵があって、へぇ~と眺めていたのですが考えたら蒼葉って普段から髪結んでたんですね。見比べると明らかに違う。紅雀はかんざし刺してるし白いひもでくくってるのは一目瞭然だったけど、まさか蒼葉までひっそり結んでたなんて。そういうカットの髪型なのかと思ってました。
 髪型といえば、ミンクさんのドレッドヘアーはライターの淵井さんたっての強い希望とのことでとっても意外でした。さらに!ミンクさんは!本編では未使用の優しく微笑む立ち絵が…!これを見られただけで本望でございます。FDで使われないかなーと期待しております!
 でもってクリアは初期案からほとんど変わっていないキャラらしく、その点はなんとなく納得しちゃいました。ガスマスクに裸エプロン、終いにはロボットだったとか色々インパクト強いし、ルートでも一番ギャグとシリアスの差があって安定感があった気がします。あと初期イメージボードのクリ蒼がふつくしい。

 極めつけは蓮!瞳にあんな模様があったんですね。おそらくあれはオンラインモード時のみでしょうか。それと喉のクリスタル部分の解説で頭部が縦半分になった絵が衝撃的でした(笑)食事はどうするんだろうと一瞬思いましたが、そもそもオンラインモードなのでそんなこと関係ありませんでした。加えて何やら見たことないボブヘアーの蓮…にしてはほっそりしてる人物が。ああ!ゲームラストのあのシーンのセイ+蓮の姿でしたか~起き上がるとまた違って見えます。髪型のせいですかね。
 蓮の初期案はもっと獣っぽくてデフォルトで獣耳がある状態です。こんなこというのもアレですが蓮BADのスチルの半獣化した姿がかなり好きなんですよね…もっと明度上げてほしいーけどそうするとグロ部分も鮮明になってしまうジレンマ。人蓮のビジュアルはどストライクだったんでいろんな角度から見られて幸せでした。

 メインキャラは各2ページずつで、その他の人はあとの数ページにまとめられていました。タエさんやナオキオミオも複数案があってどれも捨てがたい感じ!短髪にズボンのばあちゃんもアクティブで個人的にすごく好みです。あと卯水さんはどれも安定の美しさ。赤いデザインのも禍々しくて最後の敵っぽくていい感じでした。
 目を奪われたのは、羽賀さんの素顔!帽子も眼鏡もオフの穏やかな表情といったら。装飾無しでも全然イケるじゃないですかー人の好さがにじみ出てました。
 リブの各チームのメンバーもちゃんと名前が紹介されてて、コウくん以外にも設定されていたんだ~と思いました。
 ちょっと面白かったのがウイトリの服の柄。トリップはチェックで固定だったのですが、①同じく全身チェックのスーツをまとうウイルス②ストライプのスーツにチェックのネクタイのウイルスと試行錯誤したあげく、③一番おとなしめな無地のスーツにチェックのネクタイという組合せに落ち着いたのですね。②は絵面がうるさすぎる(笑)なんだこのにぎやかな893は。あとウイルスの眼鏡オフも載ってたけど何か物足りなくて、私の中でウイルスは70%眼鏡で構成されていたみたいです。

 全体的な感想として、人物、その衣装、背景から小物まで書き込みが凄いです。細かい所までドラマダらしさや作品への思い入れを感じます。ただ気になったのがミンクさんの部屋で、ベッドの頭の方にトイレがあったところです。多分あまり部屋にはいないんでしょうけど、こればかりは頭を反対にして寝ましょうよ、ねっ!(笑)
 部屋といえば紅雀の部屋は寝室だけしかわかっていませんが、今回の誕生日SSで少し説明がありましたね。3階に住んでるみたいですが途中2階の廊下を…とあってどっちかわからない(笑)おそらく初めに3階と蒼葉が断言してるのでそちらが正しいとは思いますが、真相はふっちーのみぞ知るところでしょうか。
 唯一公開されていないクリアの住まいはFDでお披露目されるそうなので、今から非常に楽しみです!押入れに居てもおかしくない感じだけど何もかも完備したスーパーマンションとかに住んでたらどうしよう…(笑)


またもやこんなに長くなってしまった。オフィワの目玉といえば書き下ろしSSなのに語れていないとは…まだだ、まだ終わらんよ!というわけで我々が待ちわびた蓮蒼SSの感想は次の記事につづるとします。

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C82 ニトロプラス キラルセット感想1

 昨日ニトロプラスミュージアムで購入して手に入れたことに満足し、触れていなかったキラルセットをようやく開封しました。中身の感想の前に一言いいたい、袋でかっ!!オフィワがA4だからビニバもそれより少し大きいくらいかなと思ったら、いや実際そのくらいの大きさだったんですがそれを入れるためのアニメイトの青い袋が超デカい。
 一応別の袋を用意していて後から入れ替えたので大丈夫でしたが、店の中でガサゴソするわけにもいかず、しばらくそのまま秋葉原の街を徘徊しました。一通り目的の店を回った後カラオケパセラさんに入り、ドラマダPVを流しながら荷物整理を済ませたとさ!


 前置きはこれくらいにしてキラルセットですよ!ヲタグッズは一期一会とも言いますように本編ディスクを店舗予約せずに後悔した四か月前の二の足は踏みません!というわけで開けて漂うビニール袋の独特なにおいにまずテンションが上がる私。続けてオフィワと8bitアレンジCD、蒼葉のドットラバーストラップを目にしてにやにやが止まらなくなりました。こんなのまだ序の口だっていうのにね、読んだり聞いたりしたらどうなっちゃうんだよってね。
 ちなみに初回生産版についてきた蓮のラバーストラップは未だに開封してません(笑)物も使われた方が本望でしょうし、蒼葉もそろった今これはどこかに付ける絶好の機会じゃないか!と思ったのですがどうしよう、ロッカーキーにでも付けようかしら。


 そしてオフィシャルワークス!まず表紙からいつものグラビアとは一味違った蒼葉が見られて良かったです。今までのキラルの主人公よりはるかに笑顔が多かったなか神妙な面持ちをする蒼葉とそれを取り囲む金目と蓮!これだけ見ると金目がラスボスみたい。悩める主人公を金目から守る蓮!って本編の構図まんまでした。金目蒼葉視点とか馬鹿やってた頃のウイトリやミズキさんとのお話も読んでみたいなー。
 人蓮の素顔が公になったのはゲーム以外ではオフィワが初めてかな、と思ったけどサントラのブックレットでクリアの素顔よりも先に公開されてましたね。
 それとゲーム本編と塗りが違って色合いも何ていうか幻想的な雰囲気です。ドラマダはパッケージのデザインとかポップなイメージなのでこういうのも珍しくて新鮮でした。


 表紙だけでどんだけ語ってるんだ…これじゃ終わりが見えない(笑)ひとまず今回はこの辺で、次の記事でイラスト等について記したいです。

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ドラマダ クリアルート感想

DRAMAtical Murderクリアルートのプレイ感想です。相変わらずネタバレのオンパレードなのでご注意を。


 クリアは何と言ってもガスマスクでしょう。公式で少しずつギャラリーが更新されたときも裸エプロン(しかも攻の)てどういうことなの…と思ったのは自分だけではないはず(笑)
初登場は空から降ってきたり主人公のピンチ時には窓の鍵くり抜いて部屋に助けに来たり見た目そのままの奇抜な行動が目立つクリア。これでエロにはどう持ち込むんだと思うくらい健全な展開が続きます。
 で、なんやかんやでPJ入りしてクリアもコイル持ってたんだなどと思いつつ進めていくなか、気になるのは雑誌の描き下ろしでもモザイクがかかってた彼の素顔ですよね。ガスマスクの下はプレイヤーの期待を裏切ることなく美形だったわけですが、イケメンというより美青年ですね…すごく整った綺麗な顔をしています。既にCool-Bで素顔お披露目してますね。初めマスクを取ろうとしたときにおかめのお面をつけていたときは蒼葉じゃないけどこいつ…!と思ったよね。でもあの顔で冗談言ってたと思うと憎めない不思議。

 グリッターではクリアと蓮が蒼葉の名前の呼び方について議論していてかわいかったです。好き好きでいいんじゃないの、って答えはすごく蒼葉らしいなと思いました。でもやっぱりマスターより名前で呼ばれた方が嬉しいみたいです。そりゃそうですよねー。マスターは蒼葉でない他の人に対しても呼べるから寂しいって思っちゃう時点で蒼葉さんそれは特別な感情を抱き始めてますよ。

 そのあと生死の概念について物凄く真剣に談義するシーンがあるんですが、そうして少しずつクリアは人間ではないんだと蒼葉もプレイヤーである私も気付き始めます。どうして顔を隠す必要があるのかって問題とも大きく関係してそうですよね。私は顔にひどい傷があったり蒼葉と同じ顔だったりするのかなーなんて陳腐な想像しかできなかったんですが、実のところ彼、ロボットでした。まじですか。生死について真面目に考えていたのは自分が機械であるがゆえだったんですね。クリアとそっくりのαという東江に従うアンドロイドが出てきて、そこで彼の正体が蒼葉に知れてしまうのです。私は先にミンクルートをプレイしていたので(ああ、こいつらか…)と合致しました。
 いやいやそんなことより機械なのにHで感じたりできるんですか!?とかそんなゲスい心配を真っ先にしてしまいました。でもその点は某間の楔のイアソンさんとかいるんで冷静に考えればそれほど大変なことでもないとか変な結論に至った次第であります。

 話を戻して、αたちと対峙した後、自分が人間ではないと改めて認識したクリアは蒼葉に自分の正体をカミングアウトします。そこから互いの存在を認め合って、クリアから蒼葉に告白するシーンが萌えました…!しかもキスまでするし。クリア積極的ですね~好き、は大切な人としてって意味合いみたいですがそういう優しい関係もいいですよね。

 再び招待状が来たとき、蒼葉さんは僕が守りますって言ってたけど蓮が複雑な態度で返事してて…それがすげー苦しくて本当に蒼葉が好きで…!おっと誰か来たようだ。
 で、オーバルタワーへ入りザル警備を抜けて何者かによる招待状のおかげで東江のもとにたどり着きます。もちろんαたちも一緒です。そこでクリアは欠陥品であり廃棄処分される予定だったが、それをせずに持ち帰ったのが例の“おじいさん”であることを知るのでした。クリアは道具なんかじゃないよ!
 αたちと戦って勝つためには身体の崩壊が始まる逆回しの歌を歌わないといけなくて、それを歌えるようにするため一部の回路を断たなくてはならず…そこで蒼葉の暴露の出番です。クリアルートではフラグ数を回収できているほどここで選択肢が選べる時間が短くなります。そしてどちらも選ばないでいるととても澄んだクリアの脳内から現実に戻ってきて、暴露に成功すると勝負に勝ってGOODエンドへ、失敗するとBADエンドへ分岐します。

 BADEDはαらにとどめを刺されて蒼葉もクリアも東江に回収されてしまいます。蒼葉への想いが歪んでしまったクリアは、彼のすべてを支配することで悦楽を得るようになるのでした…。徐々に全体が映し出されるスチルに目を細めましたよ。これはいかんと第六感が告げてました。完全に病んでます。蒼葉の足が…ありません。目も見える状態ではありません。本能で助けを求めているのか、唯一意思表示のできる鉄格子に伸ばされた腕も次に…というふうな超BADでした。えええなんてこったい…
 自分がどんな存在であろうと休むでもなく、やめるでもなく生きることと向き合わなければならないのですね。クリアBADは今まで順調に話が進んでた分ダメージが大きかったです。救いようのないエンディングに打ちひしがれながら流れるクリアBADのED曲はいとうかなこさんの『Immer Sie』です。気になって意味を調べたところ、ドイツ語で『いつもあなたを』という意味だそう。歌詞も物語の内容まんまですもんね…本当切ないです。

 一方GOODEDではおじいさんのプログラミングしてくれた逆回しの歌を切り札に、無事勝利。タワーも崩壊し、やっとの思いでグリッターに戻りますがクリアの身体は既にボロボロで…しかも不具合でプログラムに従うだけでなく意思を持ってしまったなんて言い出しますし。そういう設定大好きなんですよそれなのにこの一刻を争う状況…。最後に触れたい、とクリアがお願いをして濡れ場になだれ込むのですが気が気じゃありませんでした。
 スチルでも右目と左腕が中身むき出しで痛々しいです…硫酸は平気でもあそこまで損傷が激しくなるとさすがに普段通りにしてるのは困難のようで、なんと蒼葉の方から積極的に動いてくれます。こんな切羽詰まった状況でちょっと萌えてしまってなんだか申し訳なくなる。でも全力で実況してくれるクリアはありがたかったです~蒼葉恥ずかしがるし。とはいえやめないでって言っても…最後までとか言われると蒼葉じゃないけど泣きたくなりますから!一通りの行為を終えた後クリアはゆっくりと目の光が消えていって…視界が滲んでよく見えませんよ。この場面、動かなくなったクリアの上に全裸で一人残された蒼葉を思うとやりきれなくなります…色んな意味で。

 そして迎えるスーパーフォロータイムでは相変わらず金目さんは眠りについたまま。一ヶ月蒼葉自身の手で修理を試みるものの…それから一年、婆ちゃんが驚異的な速さで回路を直してくれました。婆ちゃんさすが!いざ起動しようとしたところにクリアの姿はなく、クラゲの歌が聞こえてきて…!
 戻ってきた!よかったね、よかったねえとひたすら言いたくなりました。これからはずっと一緒にいられますね。ただ…耽美を好む私の個人的な意見としましてクリアが戻ってこないままというのもアリかなと思いました。この世にはいないけど心の中でこれからも想い続けるよってやつです。あと、どうしても寿命のことが気になってしまいます。おじいさんのときみたいに…死は優しくて温かいものだとわかったから受け入れることができるんでしょうか。
 クリアに関してはいろいろ考察できるんで何度もプレイし直したいですね。あとαのキャストの万博太郎さんがとってもイケボでした。今後のご活躍に期待してます。

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